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2019.08.01 IT・IoTPC・制御機器

光ディスクアーカイブのソフトウェア開発

光ディスクを使ったデータストレージシステムのFSドライバを開発



ストレージメディアである光ディスクが入ったカートリッジにUDFに準拠してデータを記録する、 データストレージシステム専用のファイルシステムドライバを開発しました。



自動的にカートリッジ内のディスクチェンジを行い、1ボリューム=1カートリッジのアクセスを提供します。カートリッジ内の光ディスクだけでなく、カートリッジメモリ(CM)にも管理情報の一部を記録しています。



  ファイルのアーカイブ目的に特化した設計を行い、完全な追記方式で一度記録成功したファイルは上書き出来ません。一方でファイルデータに対してパリティ付加、ファイルシステムの増分追記によるロールバックなど、記録後のデータ損失に対しファイル単位の耐障害性を持たせています。


【IT・IoT活用の経緯、概要】

1.カートリッジの特長

 - 複数枚の光ディスクを1つのボリュームとして扱うことで低価格・大容量化を図った新しいコンセプトのデータストレージ

2.データストレージシステムの特長

 - PCとのI/Fとして、USB接続とFiber Channel 接続がある。  - 単体のドライブ型、複数台ドライブとカートリッジを収納できるライブラリ型

3.主な納入先

 - 放送局
 - 映像コンテンツ会社
 - 大学


※掲載の画像はすべてイメージです