
光ディスクアーカイブのソフトウェア開発
光ディスクを使ったデータストレージシステムのFSドライバを開発
ストレージメディアである光ディスクが入ったカートリッジにUDFに準拠してデータを記録する、 データストレージシステム専用のファイルシステムドライバを開発しました。
自動的にカートリッジ内のディスクチェンジを行い、1ボリューム=1カートリッジのアクセスを提供します。カートリッジ内の光ディスクだけでなく、カートリッジメモリ(CM)にも管理情報の一部を記録しています。
ファイルのアーカイブ目的に特化した設計を行い、完全な追記方式で一度記録成功したファイルは上書き出来ません。一方でファイルデータに対してパリティ付加、ファイルシステムの増分追記によるロールバックなど、記録後のデータ損失に対しファイル単位の耐障害性を持たせています。
【IT・IoT活用の経緯、概要】
1.カートリッジの特長
- 複数枚の光ディスクを1つのボリュームとして扱うことで低価格・大容量化を図った新しいコンセプトのデータストレージ
2.データストレージシステムの特長
- PCとのI/Fとして、USB接続とFiber Channel 接続がある。
- 単体のドライブ型、複数台ドライブとカートリッジを収納できるライブラリ型
3.主な納入先
- 放送局
- 映像コンテンツ会社
- 大学
※掲載の画像はすべてイメージです